ひなぎくきつね2025年 2月~のお知らせ
みなさま
飯倉片町も八ヶ岳も おだやかに年が明けました
佳き一年 平安な一年でありますよう 皆の願いを共に祈っております
努力が叶うものなら 頑張ってうまくいくものなら そういたしましょう^^
年あらたまり 試みを思い立ちました
少々の変更をお知らせいたします
■飯倉片町菓子売り場でのご用意は 各600円(税込)
・お飲物のメニューはほぼ同じです 基本オーガニック表示の 紅茶 コーヒー(いずれもデカフェあり) ハーブティ類。 微炭酸りんごジュース(青森産 無添加) ワイン白辛口・赤中口(塩尻産 無添加)
・菓子は月替わりで3種類を予定 各24ピース (テイクアウト可)
・ケーク・サレ(塩味の野菜ケーキ)も月替わりで2種類を予定 (こちらはしばらくテイクアウトのみ )
■飯倉片町菓子売り場 2月1日(土)2日(日)3日(月) 11:30~18:00
・カフェ席のご予約は 1名様優先 2名様まで 常時メールにて
お時間は 11:30~ 12:50 13:00~ 14:20 14:30~ 15:50 16:00~ 17:30
(最終日3日の お席は15:50まで お受取りは18:00までご都合よい時に)
時間帯内空席の場合 どなたでも1名様のみご案内いたしております
■八ヶ岳菓子売り場は今しばらくお休みを延長させていただきます
ただ毎月25日前後は八ヶ岳で菓子を準備していますので ご希望にそってご用意できます お気軽にお問合せください
■2月の予定は
1 全粒粉100%スポンジ――― 山ガール 庭の赤房すぐりコンポート飾り (乳製品不使用)
2 今までご存じの菓子――― きつねのレモンレモン (乳製品不使用 )
3 チャレンジの菓子――― キャロットケーキ,クリームチーズフロスティング
4 ケーク・サレ(ハーブ風味)――― 春菊・小松菜・長野産チーズの レモンペッパー風味
5 ケーク・サレ(スパイス風味)――― 甘栗・れんこん・赤豆の 花山椒風味(乳製品不使用・大豆含む)
ひなぎくきつね 森 守 (食生活アドバイザー)
mori@hinagikukitune.com インスタグラムID:hinagikukitune
■2025 年の開店は 3月1・2・3日 4月1・2・3日 6月1・2・3日 7月1・2・3日 8月1・2・3日 9月1・2・3日 10月1・2・3日 11月1・2・3日 12月1・2・3日 の予定です よろしくお願いいたします
道のご案内・ご連絡は
飯倉片町 ひなぎくきつね
東京都港区麻布台三丁目3-23 (飯倉片町交差点近く)
電話/FAX 03(3584)6010
最寄り駅 東京メトロ 南北線 六本木一丁目駅 2番出口
・ 日比谷線・大江戸線 六本木駅 3番出口
初めてのかたは……外苑東通り・飯倉片町交差点までおみえください。
頭上に首都高速が通る交差点です。東京タワーへ向かって通りの右側を歩き、ビル5軒めの横にある小さい坂(路上に白ペンキで文字あり)を下ります。左手の家並みにそって進むと、やがて道は右にカーブして、正面に緑の植込みのある二階建ての白い洋風建物が見えます。さらに右に進むと、一階右端のドアがひなぎくきつね。迷ったときはご遠慮なく早めにお電話ください。
八ヶ岳 めぐる庭の菓子売り場
場所は JR中央本線小淵沢駅 または 中央高速道小淵沢インターから
県道17号線を茅野方向へ 詳細はメールでご案内します
■ひなぎくきつねの今までと今
ひなぎくきつねは「見てきれい いいにおいの みんなで楽しめるべジ」をめざすテストキッチンです
2002年6月 東京・港区に お茶と菓子の店として始まりました。 菓子のテーマは「クラシックな銘菓を楽しむ会」。 それまでの仕事の続きもあって フランス スイス ドイツ 英国の専門書から 各国の伝統菓子や特徴ある菓子を選び プロのパティシエに外注する方法で 月に3品ずつ 約60品の菓子とあうことができました
ひなぎくの銘菓には二種類あります
ひとつは ウィーンの「ザッハトルテ」のように 固有の名称と物語をもち 組立て・配合・仕上げの色柄も決まっている クラシック(お手本)に類する菓子。 「コンヴェルサシオン」「ポン・ヌフ」「パリ・ブレスト」「リンツァトルテ」「シュヴァルツヴァルド」「ダンディケーキ」など…… 今は少なくなりましたが 昭和の時代1975年ころまでは 街のどこかで見かける菓子でした
もうひとつは 歴代の製菓技術者が 日々の仕事でみがき上げ 伝え続けた菓子の基本……生地やクリームの類です。 ひなぎくはこれを技術の銘菓と考えています。
これらは数が多く また何かのバリエーションとして扱う場合もあるので正確を期すために 1<知りたい生地と知りたいクリームを組合せて 菓子本体をデザインする> その上で 2<仕上げも 女性が好みそうなきれいな色形にデザイン>という作業を行い 四季の菓子を創作しました。 たとえば6月は「水色のばらのバッテンバーグ」。 水色に着色した卵白スポンジ(ダム・ブランシュ)と卵黄スポンジ(ジョーヌ)を市松模様(バッテンバーグ)に組み 仕上げは水色の卵白バタークリーム 飾りはメレンゲのばら絞りとアラザン……という具合。
このように二種類の銘菓の楽しみ方を みなで経験した会でした
製品はすべてベジ:ベジタリアン またはビーガンです。 植物性の食材を中心に 組成に不可欠なたまご 必要な場合のみ乳製品を加え できる限り国内の材料を用いています
第1期 「クラシックな銘菓Ⅰ」
第2期 「クラシックな銘菓Ⅱ」
第3期 18世紀フランスの書籍から「フランス貴族の館の菓子再現」
第4期 日本の食料自給率との関連で「米粉の洋菓子研究」
第5期 <健康と料理>をテーマにホームメイドに移行します。 「国産小麦の全粒粉100%を使ったパンと菓子」。 並行して
2002年~ 日本の野菜のイタリア式調理「ベジ・ダイニング研究会」全21回開催
2003年~ 玄米と豆と野菜のおべんとう「おみやげごはん」全53回が登場
2010年9月 第6期「ビーバーB・Barと月の光」が始まります。 お茶と菓子に ワインとビール ビーガンの軽食を加えたメニューで 夕方から女の人だけのバー時間になりました 2014年12月 八ヶ岳の畑近くに 小さい販売所「めぐる庭の菓子売り場」開店。 セルフサービスの喫茶スペース(公共への場の提供)併設
第7期 「畑の友だちR&B:ルバーブとブレットRhubarbe & Blette(イタリアふだん草)」。 八ヶ岳で豊かに育つ2つの素材を 世界の料理書に照らして ルバーブの菓子 ふだん草の料理を いろいろ試した時期でした
2019年2月から第8期「めぐる庭のシンプル」。 八ヶ岳には山野あり畑あり ご近所に鶏舎あり農園あり……恵みは豊かです。 <手の中に恵まれた材料で 作れるものをつくる>。 この場所でこの土に立って 与えられた恵みに応える仕事をしようとしているところです
ひなぎくきつね 森 守 (食生活アドバイザー)