ささげは、いんげんまめの近種。若いさやや、完熟した豆を食べる。
原産地は熱帯アフリカ。古代のうちに、インド、東南アジア、地中海地域に広がり、品種はたいへん多い。
花のあとに実る初期のさやが、上を向いてつき、両手で物を捧げているように見えるので「ささげ」(ささぎ)の名があるという。
種まきは五月連休ごろ。つる性で、花弁は白とピンク色のコンビ。
さやは緑色で、さやを食べ、豆を食べるが、七月終わりに、さやは乾きはじめる。
豆は明るい紅紫色。赤ささげは煮ても割れにくいので、小豆のかわりに祝い事の赤飯に入れる人も多い。