さや豆 2 イタリア紅花さや豆
スパーニャ・ビアンコ(白いスペイン豆)を自家採種で育てて三年くらいしたとき、白い花のなかに朱赤の花が登場。
晩秋、収穫した豆のなかに、大粒で、紫色の濃淡模様の豆があり、日本の紅花いんげん(紫花豆)とそっくりでした。
これが、「スペイン豆って、日本の花豆のこと?」と気付いた最初でした。
現在、白花と紅花は区画を分けていますが、それでも毎年、白花100茎に2~3茎は紅花が、紅花100茎に1茎は白花が出ます。
紅花の豆(紫花豆)は、さやにきちんと3~4粒の豆が入り、白花の豆にくらべると、粒は大きく、傷や変形が少なく、元気で頑丈のようです。