日本型ベジタリアン五十品 No.10 帆立貝柱湯引き
帆立貝の貝柱は、高タンパク質・低脂肪を特長とする動物性食品のひとつです。子どもがお刺身を食べたがるとき、魚介アレルギー(エビ・カニ・貝系)がなければ、ヒモ・肝をはずした貝柱は単純で無難。味にうまみがあってクセはなく、食のバラエティも広がります。
材料 帆立貝の貝柱 海藻(わかめ 細寒天) きゅうりなど
スーパーによっては刺身用の帆立貝貝柱を冷凍のまま、個数で売っています。冷凍庫において、必要なときに冷蔵庫で解凍しますが、毎日買物に行ける人には同じかも。解凍した貝柱の側面にナイフで水平に切れめを入れ、ざるにならべます。ざるごと煮立った湯にしずめ、表面が白っぽくなりかけたら、ざるごと氷水につけて、すぐ水をきります。海藻サラダやきゅうりと一緒に盛り付けます。
数字のご参考。生の帆立貝柱1個は30g。3個で重さ90g―エネルギー90kcal―タンパク質16gー脂質0.09gです。子どものタンパク質必要量を体重1kgあたり1gとすると、貝柱3個で体重16kg(4~5歳児)の子どもの一日必要量をまかなえる計算になります。2016/10/10