「ルバーブは寒さがへいちゃら宿根草」2011/5/4
ルバーブは宿根草です。原産地はシベリア南部~チベットあたり、八ヶ岳の厳寒など、たぶん「へ」でもないDNA。
晩秋に、寒風で縮んだ葉を株の上にたたんで眠り、春になると「オハヨウ!」のノリで、土から登場します。
ルバーブじたい、野菜のなかの趣味の分野でしょう。改良作物とは異なり、一袋の種子をまくと、茎の色、茎の本数、高さ、葉の大きさなどが多少異なる、6種類くらいのタイプが出現します。そして株ごとのDNAのとおりに、すなおに個性で育ちます。そこがかわいいのです。
ひなぎくのルバーブは、茎の皮の色で分けて、茎が長く太い緑色種、茎が緑色で根元から紅色が上がっているもの、茎が細いルビー種、茎が短い紅紫種など。
産地で分けると、
大半は八ヶ岳~蓼科あたりの在来種(発端は外国の人の家庭菜園だそうです)。加えてUSA種子からセレクトした緑の太茎、イタリア種子からセレクトした赤銅色の太茎(写真)、フランス種子のヴィクトリア種(これはまだ海山つかず)があります。ではまた。