きじのピーター 2011年6月
手前の緑色の棒は、庭のへりの豆の支柱。その向こうは舗装小学校の通学路。立ち止まっているのが、きじのピーターです。背後の緑はピーターの家がある窪地。栗や胡桃の古木がゆれる沢地の林に続きます。
きじは春から夏によく鳴きます。人によって「ケーンケーン」とか「キーンキーン」。どちらにしても、カ行でふた声。
今年の春先、窪地のルバーブ畑で手入れをしていると、近くできじが鳴くので、声をかけてくれているのかと思って、「ピーター、ピーター」と返事してみました。その後、声を聞くたびに、家の窓からも同じ返事をしていたら、偶然かどうか、こうやって家の前の通学路にわりとよく出てくるのです、というオチもない話でスミマセン。
きじはわりと大きい鳥です。散歩するマルチーズと容積は同じくらい。犬をこねて引っ張って色を塗り、割り箸で脚を付けるときじになります。なんてね。2011 06 26