ふだんそうが不断のわけは 2011/10/22
伊ビエタ、ビエトラ、英スイスチャード、シーケールビート、仏ポワレ、ベット、ブレット 和ふだんそう、唐ぢしゃ
ふだんそうの“ふだん”は、「ふだん食べる菜っ葉だから、かしら」とつい想像します。
が、ふだんそうの“ふだん”は、不断。つまり、断えることがない、途切れることがない意味。
大きくなった茎葉を株の外側から一本ずつ折りとると、また中から茎葉が育って、株を失わずに、また食べられます。
その理由は、写真のように、茎葉と茎葉の間に、新芽ができること。外側がなくなれば、すくすくと育ちます。新芽を含めて数多い茎葉が育つ大株もあれば、成長しきった茎葉は外側に倒れて、後進に道を譲る株もあります。これがふだんそうワールドの、不断の文字の理由です。