どんど焼き当夜 2012年1月

どんどは新年行事のひとつで、小正月(1月15日)、村落ごとにの家々の門松、竹、注連縄(しめなわ)などを集めて焚く火祭りのこと。その火で焼いた餅を食べて夜7時、子ども達は手に手に、どんど焼きアイテムを持って集まります。

長い猫柳の大枝のあちこちに、米粉を練って蒸した、白、緑、薄紅色の米粉餅がまゆ玉のかたちで刺してあって、この餅をどんど焼きのおき火であぶって食べると、この一年を無病息災にすごせるというもの。

地域長さんの挨拶で始まり、今年厄年の人たちの厄投げがあり(土手に上がって菓子などを皆に投げて拾ってもらう)、どんど焼きに点火されます。

餅の焼き始めは子ども達の歓声、焼けるまでは保護者の辛抱。おき火は熱のかたまりなので、おき火を見ながらまじめに焼くと、顔もこんがり赤くローストされます。(慣れない人は衣類で頬をおおって、火に背中を向け、頭越しに枝を遠く差し出す方法がおすすめ。)

皆が帰り、消防団の人と役員が火を見とり、厄が払われた新しい年が始まりました。




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