れんこんと銀杏のキッシュ
「植物性素材だけでキッシュを作ろう!」。
それも「そのものがおいしくて、ビーガンの人向けと限らないキッシュを!」が試作の発端でした。その中で、わりとすぐ「これ、おいしいね」とうなずき合ったのがこちら。
全粒粉を発酵豆乳マーガリンで練り、型に敷いてカラ焼きします。れんこんの薄切りをごま油で焼き、すり胡麻をまぶして型に詰め、新潟の銀杏、千葉の落花生をちらします。
そこに豆腐、豆乳(国産大豆)、植物性クリームのミックスをかけ、白まい茸を目印にならべて焼きます。水気が減ってこんがり焼けた、まい茸の香りのよいこと! 美人のキッシュです。
中身になるれんこんは、先月よりさらに薄く切って、しんなりくんにゃりなるまで炒めるほうが、食べるときナイフを使わなくていいし、味わいの一体感がさらに増すかもしれません。今月はここをポイントに作ってみます。