1 全粒粉レモンスポンジ 

スポンジの基本のひとつ、「三同割のスポンジ」です。粉を1/3、卵を1/3、砂糖1/3ずつ(同重量)を常温で泡立てるもの。材料の力と製作者の技術が味にかわるという、シンプルで実直なおいしさが身上の菓子です。

焼き上げて、自家製の赤すぐりゼリー(種をこしたジャム)をかけます。
八ヶ岳南麓あたりでは、昔から家々になじみの庭木のひとつが赤すぐり(レッド・カランツ、グロゼイユ・ルージュ)だったそうです。「肥料もやらず養生せずとも良く実をつける、きっと土地に合っているのだな」とは植木屋さんの話。初夏の庭に、輝く赤い房がきれいです。

スポンジの材料──小麦全粒粉 全卵 きび砂糖 レモン果汁 
ほかの材料──赤すぐり 白砂糖

スポンジの香味料の基本は、バニラ種子またはレモン果皮すりおろしです。国産無添加レモンがあるときは果皮を加え、それ以外は果汁のみ使っています。




ひなぎくきつね おしらせ 2016年3月~4月
04 理科の実験4 菓子と花と光と影と 00
15 美食材の国3 クスコ6市場 食材16分類 VEGETABLE-00
朝霧立夏 蚯蚓出(みみずいづる候) 田には水が入りおたまじゃくしが登場 稲を育てる季節が始まります #八ヶ岳めぐる季節 #ひなぎくきつね #countrysideskyjapan
 ときどき訪ねてくるカレ 20150805