日本型ベジタリアン五十品　Ｎｏ.９　鮭と白菜の重ね煮

るりちゃんが以前、「中華そばならとろっとした塩味がいい、海老湯麺とか海鮮湯麺とか」と言っていたので、これもたぶん好きだと思います。
小鉢にざっくり重なった、淡い鮭色の鮭と、白・黄・黄緑色の白菜。白菜は秋冬の淡色野菜ですが今は一年中あるので「一年中おいしい・栄養にいい・野菜料理」になります。おまけに「色が明るく・味にくせがなく・材料が見える」という多くの子どもにとって食べやすい料理の特長も備えます。手仕事としては笑ってしまうほど簡単のレベル。

材料　生鮭（刺身用ブロック）　白菜　調味料（塩　黒胡椒　片栗粉）

生鮭を厚さ1ｃｍ、大きさ3ｃｍ×4ｃｍ前後に切り分けます。皮付き切り身から身だけそぐやり方でも大丈夫。白菜は長さ4ｃｍに食べやすく切り、ボウルに入れて片栗粉を振りかけてまぜます。小さめの厚手鍋を出して、底に白菜の軸部分を詰め、その上に残りの白菜と生鮭を交互に重ねて、ふたをして弱火で煮ます。白菜が透明になればできあがり。子どもにはこのまま盛り付け、大人の塩・胡椒は好みで。片栗粉には水溶きのいらない顆粒状のタイプがあります。材料や汁の上にパッパと振り出してまぜるだけ。便利です。2016/10/25

クロワッサン誌別冊『100歳までボケない101のレシピ』（白澤卓二編）の料理です。本屋さんでこの本をみつけたとき、①題名に目も身体も吸い寄せられる　⇒　②著者と出版社を見る　⇒　③手に取る・中を見ない・値段も見ない　⇒　④レジに直行　⇒　⑤持ち帰って端から端まで読んで「いい買い物だった」と満足。ことほどさよう、めずらしいありがたい本でした。（笑）