■抹茶花豆、シベリア風

「これ、なーに?」と聞いていただける菓子です。ケーキとしては名誉なことだと思っています。
なぜなら、今の時代、数多くの雑誌の記事によって、洋菓子の世界はブロックごと表札ごとに掘り起こされ、
解析され、身体検査されて、隅々まで知られるようになりました。
その上での「これは何か」。つまり何に属するかわかりにくい、のは結構なこと。
これは抹茶スポンジ(全粒粉と抹茶、卵、白砂糖)を焼いて3〜4枚に水平切り、ブランデー風味シロップをふりかけて、紫花豆の甘煮をうすく塗って重ねたものです。乳製品を含まないのでご都合のよい方もいらっしゃるでしょう。
抹茶の緑が全粒粉とまざることで、苔のようなイタリアンカラーの緑になりました。

絵本のバーバパパをご存知ですか? 小さい人がこれを指さして「バーバモジャみたい」。




ひなぎくきつね おしらせ 2016年3月~4月
5月 英国の青りんごブラムリ 肉厚の花
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