スポンジお福 2018.12
食用ほおずきの砂糖まぶしが少しあり
りんごの砂糖煮カルヴァドス酒風味が少しあり
サルタナとカレンツのパスティス酒漬けが少しあり
庭のレッドカランツはいつもあり
友だちのとこの持ちよりお茶会があしたある
というとき、だれでも思いつくこと
余りを具材にしたので
<余り物には福がある>を借りて 名前をお福と
食べながら友だちが
いっぱい入れたらお多福だね
豆も入れてみようか
お正月のあとやってみれば のお茶会
食用ほおずきの砂糖まぶしが少しあり
りんごの砂糖煮カルヴァドス酒風味が少しあり
サルタナとカレンツのパスティス酒漬けが少しあり
庭のレッドカランツはいつもあり
友だちのとこの持ちよりお茶会があしたある
というとき、だれでも思いつくこと
余りを具材にしたので
<余り物には福がある>を借りて 名前をお福と
食べながら友だちが
いっぱい入れたらお多福だね
豆も入れてみようか
お正月のあとやってみれば のお茶会
畑の畑じまいの午後
刈り払い機で枯れ草を刈り
熊手で寄せあつめて直径1m以内に積みあげ
積めないのは周囲にドーナツ状に置きます
真ん中の山に新聞紙とマッチで火をつけて燃やし
火が地面を走らないように熊手でかきよせながら
少しずつ周囲のドーナツから草を足して燃やし続け
最後は直径50cmの黒い燃え跡になれば上出来
あぁ……今年も畑は終わりました
来年はもっとちゃんとがんばるからね
そう毎年畑に言ってるのを毎年思い出しながら
スポンジお福に粉砂糖をかけたところ
枯れ野に似合う菓子ですね
写真がやたら黄色っぽいな、と思ったのは外が黄昏どきだったから。ざっくり言うと夕方ですが
黄昏の黄は黄泉の国(地下世界)の黄、昏は昏睡状態の昏。
空気も景色も本当に黄色くくらく(昏く)なり
時として耳に入る音も止まり
どこかで世界のふたが開くような
まがまがしさに似た独特のにおいを感じる人は
山では少なくないそうです
ただ言語学的にいうと たそ・かれ は
だれかしら・かの人は が起こりで
昼ならわかるのに ぼんやりしか見えなくなったわ の頃
=夕方 だそう